宝牧舎の牧場には全て牛舎がなく、耕作放棄された原野や農地のみを再利用し、牛たちは一年を通して自然の野草を食べています。また、米糠やオカラ、ビール粕や野菜屑など、食品循環資源を補助的に与えています。牛たちをできる限り自然に育てたいので、抗生物質入り飼料の給与やワクチン接種は行わず、配合飼料や輸入牧草も、全ての牛たちに一切与えていません。

自然環境に配慮した自然放牧によって、家畜福祉に配慮した牛肉販売が広がることで、日本における廃用家畜をゼロにするだけでなく、全ての家畜の生命が尊重される畜産を通じて、全ての人類と生物が幸せを実感できる社会を目指します。